潮時

2007年7月6日 日々 コメント (1)
Q1の締めが終わり、やっとのんびりしています。
といっても、そんなに忙しくなくて、やっぱり毎日飲み歩いた1週間。
今日も会社の後輩ちゃん(いつもの子)と秘書のかわいこちゃんと焼き鳥です。

今週・・・・
なんだか本当にいろいろあったような気がする。
気がするだけでそんなになかったのかもしれないけれど、
なんだかいろいろあったような気がする。

週末、らいおん君に会った。
私たちの間には驚くほど親密な時間が流れているのだけれど、
それとおんなじぐらい乾いた時間が流れている時もあって。
本当にもう、どこにもいけないな、と思った。
八方塞とも違う、袋小路、とも違う、行き止まりとも違う・・・・
そうだ、これが「潮時」なんだ。
潮時だなぁ、と思った。
思ったら、声に出てしまっていたらしく、彼も「そうかもな」と呟いた。

_____

金曜日。
また青山あたりで待ち合わせてごはんを食べに。
ごはんを食べながらまたたくさんたくさん話す。
この間のライヴの感想、会えなかった時間のこと、その他もろもろ・・・。
でも。
でもね、いつも結局は同じ話になっちゃうのですよ。

「私、彼、私たちの行方」

私にダリンがいて。
彼にも(彼は認めていないが。タチワルっっ!)彼女がいて。

彼は言った。
「こんなことを(彼女と)続けていてはいけないと思うんだ。
 これがあるから、僕は成長できない」
「そうなの?」
「でも、簡単だから流されてしまう」
「そうだねー。面倒なことを避けて避けて、避けてたどり着いたところが
 一番面倒な場所だった、ってとこだね」
「・・・そうなんだよ。でね?これは誤解を恐れずにいうけれど」
「うん」
「ハイネがいるから別れない、というのもあるんだよね」
「ん?」
「いや、つまり、こうして、なんの気負いもなく、何のストレスもなく会える相手がいて。
 変な言い方になっちゃうけどストレスが解消されちゃって。」
「うんうん」
「でも、それじゃあ、だめだな、って思う」
「そうだねー。まあ、その私がいるいない、は置いておいても、
 君がそう感じるなら、もうそのこと別れた方がいいんじゃない?」
「うん」

「・・・でもさ、突然別れるとこわいんだよ、何するかわからなくて」
これは、彼の変な自信だなぁ、と思ったけど、とりあえずスルーしておいた。
「そうなの?」
「だから、半年ぐらいかけてゆっくり会わなくなろうと思うんだ。」
「なるほどねー・・・ 
 でも、そのほうがつらい、というかしんどいんじゃない?お互い。」
「そうかもしれないね。でも、そうするしかない」
「そっかー・・・。」
「見てて。僕がちゃんとあのこと別れるのを。離れるのを。
 それが出来ないような男だったら、軽蔑してもいいから」
「・・・」

軽蔑って。
そんなものするわけがない。
だって、それはもう私の知ったことではない。
それを選ぶのは、彼だし、彼女だ。
私にはどうすることもできないし、どうする気もない。

ここで、らいおんくんのことが好きで好きでしょうがなかったら
違う反応になるのかな。
それを、彼は見たかったのかな?

ここ最近の私はずっとそうだ。
「知ったこっちゃない」
これがキーワード(笑

だってさぁ、もうどうすることもできないことが多いんですもの。
人の気持ちは良くわからない。
こわい。

_____

まあ、そんな話もしつつ、私の話にもなって。

彼は今回も言った。
「ハイネに彼がいなかったら、一緒に住んでなかったら、また違ってたと思う」

それは一体どういうことなんだろう。
違ってたって何が?

でももう過去形なんだね。

私達がまた新たな気持ちで「付き合いましょう」とか「結婚しましょう」とかには
ならないな、と思った。

なんかね、その日の夜が、その夜中がもう別れの粒子に満ちていた。
もう、少し息を吸ったらその粒が胸の中に入り込んで、さよならを言ってしまいそうで。

言えばよかったのかもしれない。

でも、私は、言わなかった。

今日だけは、楽しもうと思った。

さよならなんて、いつでも出来る。

_____

夜の青山を、雨上がりの街をひたすらお散歩して次の店へ。
2度目の満月、ブルームーンが二人を照らしていて思わず泣きそうになった。

幸せすぎて。

幸せすぎて、こわい、ってよくあるかもしれないけど、
こわい、とも違う、悲しいとも違う・・・・
幸せすぎて、さっきまでの感傷的な感情がばからしくなった。
もったいない、今この人とここにいるのに!って。

その後はふたりともさらに上機嫌。
1年ぶりぐらいに彼のおうちへ。
次の日、空気を読んで、早めに退散。
送ってもらう道を間違えたりして険悪になったりしながらバイバイ。

久々にバイバイのキスをした。

これが最後かもしれない。

でも、きっとまた会う。

私たちはどこにもいけないから、どこにもいかない。

ゆっくりさよならされるのは、私のほうかもしれない。

_____

月曜からは仕事の日々。

私のことを好きな子達がわーわーきゃーきゃー絡んでくるけど知ったこっちゃない。

なんだか、恋愛のステージから降りたい気分だよ・・・。
全てが面倒で。

こんな状態だからもちろんダリンとうまくいくわけもなく。
これじゃあまずい!と思い、明日デイトに誘ってみました。

私は一体何をやってるんだろうねぇ・・・・。

落ち着きたい!←ホント?

コメント

ぱでぃ
ぱでぃ
2007年7月10日1:46

ハイネさん
短い間でしたがありがとうございました。
ハイネさんの文章、すごく好きでした!
リンクできて楽しかったです。
神楽坂で飲みたくなったらいつでもメールくださいね。
paddysnoteのyahooのアドレスです。
では、どうかお元気で。
ハイネさんの幸福を祈っています。

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