呪縛/告白/流星群の夜
2008年1月23日 日々気を取り直して。
こういうときはうつくしい思い出話に限るね!(え?)
てなわけで、ダリンとの短くうつくしい歴史を振り返りたいと思います。
ドライブに行った時。
私はまさかダリンが自分のこと好きだなんて微塵も思ってなかったので、
そりゃあ、もう自然体だったのね。
どんな風に自然体かというと・・・
普通さ、ちょっと気になってる男子とかと一緒にいたら
そして、微妙なお年頃の二人だったら(特に女子アラサー!)、
「へ、へんに重いと思わせないようにしよう!」とか
「結婚の話とかしてひかれたらやだな」とか思って
そのての話題は避けていくじゃない?
私は、その日、そのての話題をしこたましまして。
しかも、ものすごいマイナスな印象の発言多数。
まず第一に、ここでも書いたかも知れないけど、
私はものすごく思っていることがあって。
それは
「私は、いつか絶対にひとりになるし、誰からも愛されず
孤独になるだけだ」
ということで。
本当に心のそこからこれを思い続け、もう「呪縛」ってやつですよね、完全に。
でも、そうなの。
なぜかそう思ってしまっているの。
で。
まず、この話をして、私には何もないし、誰もいないし、
本当に死にたくなったりするんだよ。って話したのね。
ほらー、もうすごい重くね?(笑)
いきなり久しぶりに会った先輩(もうすぐ30)にこんな風に言われたら引くし。
そして、でも誰か嫁にもらってくれないかなー、とか
主婦になりたい、とか
働きたくない、とか
これまた完全に引かれる台詞をばんばん吐きまくったのね。
助手席にて手にはビール。
かんっぜんOUTやろー!こんな女!(笑)
そんな感じで過ごしていて、1日過ごしたあとの、あの告白だったもんだから
ものすごーーーくびっくりしちゃって。
こういうことが、まずありました。
で、その日を境に、毎日電話やメールがくるようになって。
会えそうな隙があったら5分だろうが3分だろうが会いにきたり。
週末は必ず一緒に過ごして、おいしいものとおいしいビールをしこたま飲んで。
そんなある日。
(といってもドライブから1週間ぐらいしか経っていない)
会社の同僚と飲んだ後、彼と合流して飲みなおすことに。
この時点で、「好きなんですけど!」とは言われていたけど、
「つきあってください」的なことはまだ言われてなかったのね。
お蕎麦屋さんでこんな会話に。
「でさー。私のこと「好き」って言ったけど、その後の言葉ってないじゃない?
普通ならその後
「なので、付き合ってください!」とかそういうふうになるもんじゃない?」
「うん、そうだよねー・・・(黙る)」
「・・・・なぁに?」
「いや、うーん。
場所が・・・・」
「え?」
「ここじゃ、なぁ・・・・」
「(そうきたか!)・・・わかった!じゃああとで聞く!」
その後お店を出て、タクシーを拾おうと二人で歩く。
ふたご座流星群だったの、あの夜。
私は空を見上げながら流れ星を探していた。
その時。
「付き合ってください」
いーわーれーたー。
言われたよ!
言われました、はい。
私はそこで、どう返事したのかあまり覚えていないのですが(出た!)
その後ふたりで彼のおうちへ。
そこでその話の続きを。
(あるいは私はあまりにも現実的すぎるのかもしれない。
このような言葉や展開は、普通の男の子ならかなりの確率で引いてしまう。
私もそうなることは予想できている。
今まではつとめてそうならないようにしてきた、と言ってもいいぐらいだ。
なのに、なんでだろう?
なんで彼だけには何もかも包み隠さず話せてしまうのだろう?)
「いやー。付き合うっていってもさー。私たち、もう18,9じゃないのよ?」
「うん、もちろん。」
「今付き合うっていったらさ、その先にずーっと一緒にいようっていう約束をするかもしれないし、
現実味を帯びてきちゃうの。 、、、、、、、、、、
帯びてきちゃうっていうか、 そうなってしまうの。ならざるをえないの。
・・・もちろん、そんな先のことは誰にもわからない。そうよね?
私もそれはそう思う。でも・・・あなたが今私と付き合うというのは、
そういうことも含まれてるの。
つまり・・・結婚しちゃうかもしれないの。」
「うんうん。それで?(にこにこ)」
「えっと・・・だから・・・つまり・・・」
「そんなの僕もよくわかってるよ。
僕はハイネさんがそういう風に言うのもわかるし、
そこでいろいろ不安に思ってるのかもしれないけど
なんで不安になるんだろう?」
「うーん、なんでかなぁ。わからない。
またゆっくり考えてみる」
「そうだね。でも、僕は」
真剣な眼差しになった。
「ハイネさんが話してくれたけど・・・
例えば「死にたい」とか「消えてしまいたい」とかね、
そういうのを言って欲しくないんだ。
言わせたくない。
だからといって、無理に言葉にするな、とか僕の前で我慢してください、
とかそういうんじゃなくて。
ハイネさんが「呪い」だとか「呪縛」だとかそういう言葉を言わなくていいようにしたい。
少しずつでも。」
私は、本当に私が嫌いで。
自分に自信がなくて。
そういう弱い面や暗い面をあまり人の前で話せていなかった。
私は
「私は絶対に、このさき一人ぼっちになる。そして誰もいなくなる。
私が幸せになんかなるわけがない。」
と、強く強く思っていて。
それは単なる思い込みだし、そんなのは本当にこの先どうなるかなんてわからないのに、
私は、強く思ってしまっているの。
周りの人がいくら「そんなことないよ!」「そんなの思い込みだよ!」って言っても
本人が思い込んだら、それはもう呪縛なの。
強い思念が縄になって、自分の心を縛り上げるのね。
そんな話をこの間のドライブでしていたんだよね。
彼はそのことがとても印象に残っているらしく。
「もうそんなことは思って欲しくない。
思わなくていいんだよって言い続けたい。」
その夜、流れ星をひとつ見た。
こういうときはうつくしい思い出話に限るね!(え?)
てなわけで、ダリンとの短くうつくしい歴史を振り返りたいと思います。
ドライブに行った時。
私はまさかダリンが自分のこと好きだなんて微塵も思ってなかったので、
そりゃあ、もう自然体だったのね。
どんな風に自然体かというと・・・
普通さ、ちょっと気になってる男子とかと一緒にいたら
そして、微妙なお年頃の二人だったら(特に女子アラサー!)、
「へ、へんに重いと思わせないようにしよう!」とか
「結婚の話とかしてひかれたらやだな」とか思って
そのての話題は避けていくじゃない?
私は、その日、そのての話題をしこたましまして。
しかも、ものすごいマイナスな印象の発言多数。
まず第一に、ここでも書いたかも知れないけど、
私はものすごく思っていることがあって。
それは
「私は、いつか絶対にひとりになるし、誰からも愛されず
孤独になるだけだ」
ということで。
本当に心のそこからこれを思い続け、もう「呪縛」ってやつですよね、完全に。
でも、そうなの。
なぜかそう思ってしまっているの。
で。
まず、この話をして、私には何もないし、誰もいないし、
本当に死にたくなったりするんだよ。って話したのね。
ほらー、もうすごい重くね?(笑)
いきなり久しぶりに会った先輩(もうすぐ30)にこんな風に言われたら引くし。
そして、でも誰か嫁にもらってくれないかなー、とか
主婦になりたい、とか
働きたくない、とか
これまた完全に引かれる台詞をばんばん吐きまくったのね。
助手席にて手にはビール。
かんっぜんOUTやろー!こんな女!(笑)
そんな感じで過ごしていて、1日過ごしたあとの、あの告白だったもんだから
ものすごーーーくびっくりしちゃって。
こういうことが、まずありました。
で、その日を境に、毎日電話やメールがくるようになって。
会えそうな隙があったら5分だろうが3分だろうが会いにきたり。
週末は必ず一緒に過ごして、おいしいものとおいしいビールをしこたま飲んで。
そんなある日。
(といってもドライブから1週間ぐらいしか経っていない)
会社の同僚と飲んだ後、彼と合流して飲みなおすことに。
この時点で、「好きなんですけど!」とは言われていたけど、
「つきあってください」的なことはまだ言われてなかったのね。
お蕎麦屋さんでこんな会話に。
「でさー。私のこと「好き」って言ったけど、その後の言葉ってないじゃない?
普通ならその後
「なので、付き合ってください!」とかそういうふうになるもんじゃない?」
「うん、そうだよねー・・・(黙る)」
「・・・・なぁに?」
「いや、うーん。
場所が・・・・」
「え?」
「ここじゃ、なぁ・・・・」
「(そうきたか!)・・・わかった!じゃああとで聞く!」
その後お店を出て、タクシーを拾おうと二人で歩く。
ふたご座流星群だったの、あの夜。
私は空を見上げながら流れ星を探していた。
その時。
「付き合ってください」
いーわーれーたー。
言われたよ!
言われました、はい。
私はそこで、どう返事したのかあまり覚えていないのですが(出た!)
その後ふたりで彼のおうちへ。
そこでその話の続きを。
(あるいは私はあまりにも現実的すぎるのかもしれない。
このような言葉や展開は、普通の男の子ならかなりの確率で引いてしまう。
私もそうなることは予想できている。
今まではつとめてそうならないようにしてきた、と言ってもいいぐらいだ。
なのに、なんでだろう?
なんで彼だけには何もかも包み隠さず話せてしまうのだろう?)
「いやー。付き合うっていってもさー。私たち、もう18,9じゃないのよ?」
「うん、もちろん。」
「今付き合うっていったらさ、その先にずーっと一緒にいようっていう約束をするかもしれないし、
現実味を帯びてきちゃうの。 、、、、、、、、、、
帯びてきちゃうっていうか、 そうなってしまうの。ならざるをえないの。
・・・もちろん、そんな先のことは誰にもわからない。そうよね?
私もそれはそう思う。でも・・・あなたが今私と付き合うというのは、
そういうことも含まれてるの。
つまり・・・結婚しちゃうかもしれないの。」
「うんうん。それで?(にこにこ)」
「えっと・・・だから・・・つまり・・・」
「そんなの僕もよくわかってるよ。
僕はハイネさんがそういう風に言うのもわかるし、
そこでいろいろ不安に思ってるのかもしれないけど
なんで不安になるんだろう?」
「うーん、なんでかなぁ。わからない。
またゆっくり考えてみる」
「そうだね。でも、僕は」
真剣な眼差しになった。
「ハイネさんが話してくれたけど・・・
例えば「死にたい」とか「消えてしまいたい」とかね、
そういうのを言って欲しくないんだ。
言わせたくない。
だからといって、無理に言葉にするな、とか僕の前で我慢してください、
とかそういうんじゃなくて。
ハイネさんが「呪い」だとか「呪縛」だとかそういう言葉を言わなくていいようにしたい。
少しずつでも。」
私は、本当に私が嫌いで。
自分に自信がなくて。
そういう弱い面や暗い面をあまり人の前で話せていなかった。
私は
「私は絶対に、このさき一人ぼっちになる。そして誰もいなくなる。
私が幸せになんかなるわけがない。」
と、強く強く思っていて。
それは単なる思い込みだし、そんなのは本当にこの先どうなるかなんてわからないのに、
私は、強く思ってしまっているの。
周りの人がいくら「そんなことないよ!」「そんなの思い込みだよ!」って言っても
本人が思い込んだら、それはもう呪縛なの。
強い思念が縄になって、自分の心を縛り上げるのね。
そんな話をこの間のドライブでしていたんだよね。
彼はそのことがとても印象に残っているらしく。
「もうそんなことは思って欲しくない。
思わなくていいんだよって言い続けたい。」
その夜、流れ星をひとつ見た。
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